デミ・ロヴァート―アメリカの女優、アイドル、歌手。
彼女が10年ほどにわたる薬物依存で生死を彷徨い、リハビリから復活して披露した歌「Anyone」の一部抜粋↓
Anyone, please send me anyone
http://kumaa-wayaku.blogspot.com/2020/01/demi-lovato-anyone.html デミロヴァート―Anyone和訳抜粋
Lord, is there anyone?
I need someone, oh
Anyone, please send me anyone
Oh, Lord, is there anyone?
I need someone
Oh, anyone, I need anyone
Oh, anyone, I need someone
誰か、お願い誰かを私に送って
主よ、誰かいないの?
誰かが必要なの、あぁ
誰か、お願い誰かを私に送って
主よ、誰かいないの?
誰かが必要なの、あぁ
あぁ、誰か、誰でもいい
あぁ、誰か、誰かが必要なの
デミ・ロヴァート
1992年、アメリカテキサス州で生まれる。
2002年、デミが10歳の時に、子供向け番組「バーニー&フレンズ」で女優デビューする。
その後アイドルデビューを経て、2008年に歌手としてデビューを果たす。
女優としてのデビュー後は華々しい活躍をとげている様に見えた彼女は、歌手としてデビュー後2年あまりで活動を休止する。
活動休止の理由は、アルコールとドラッグ依存のため、リハビリ施設の入退院を繰り返していたため。
そんな彼女が、繰り返すリハビリの末の2020年、グラミー賞でのパフォーマンス「Anyone」を披露する。(2018年に薬物過剰摂取で病院に搬送され、リハビリのために活動を休止して以来初のパフォーマンスとなっている)
デミ・ロヴァートの歌詞に秘められた想い
デミロヴァートの歌は、自身の心の葛藤や経験に基づいたものが多い。
グラミー賞で披露した「Anyone」の歌詞は、2018年に彼女が薬物過剰摂取で緊急搬送される直前に書かれたものと言われており、その歌詞の中には、彼女が薬物依存に陥った時、
「誰も私の話を聞いてくれなかった」
「誰かに救ってほしかった」
「誰かに寄り添ってほしかった」
という悲痛の想いを綴ったそうだ。
また、2011年にリリースされた「Skyscraper」では、彼女自身が苦しんだ摂食障害や自傷行為のリハビリ中の心境を、まさに”どん底から這い上がる”気持ちが書かれた応援ソングとされている。
You can take everything I have
https://www.learning-eng.com/demi-lovato-skyscraper/30/ 引用
You can break everything I am
Like I’m made of glass
Like I’m made of paper
Go on and try to tear me down
I will be rising from the ground
Like a skyscraper, like a skyscraper
私が持ってるもの全部、あなたは奪うことができるわ
私であるものすべてを、あなたは壊すことができるの
私がまるで、ガラスでできてるように
私がまるで、紙でできてるように
このまま私を、引き裂こうとしてみなさい
地べたから、這い上がってみせるわ
摩天楼のように
摩天楼のように
彼女が越えた苦しみ
彼女が薬物依存に至った経緯は、学校でのいじめが原因で摂食障害、自傷行為を繰り返したことが始まりだ。
全てが明るみになるわけではないので、全ての心境は彼女しかわからないが、グラミー賞のパフォーマンスインタビューでは、彼女は自身の楽曲「Anyone」を、こう語っている。
「自分では認めたくなかったけど、心のどこかで自分が何について歌っているのか分かってた。自分で歌いながらも、歌詞の言葉の重さや感情的な面に、あの事件が起こるまで気づきもしなかった」「病院でこの曲を聴いた時のことを覚えてる。入院して1週間後くらいで、やっと意識が戻った時だったわ。そしてレコーディングし終わったばかりだったこの曲を聴き、『もしこの状況から立ち直れる日が来たら、この曲を歌いたい』と思ったのをよく覚えてる」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200128-00000161-dal-ent 参照
この回答からも、彼女は自分自身の過去を受け入れ、前向きに変化していた様が見て取れる。
そして、「今の自分が、過去に戻って、苦しんでいた時の自分を助けてあげたい」とも語っている。
現在彼女は苦しみを乗り越え、自身が経験した精神疾患がきっかけで、精神疾患患者の自助グループを支援している。
活動
“Be Vocal: Speak Up for Mental Health”の支援
精神疾患患者の自助グループ(海外公式ホームページ)
https://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=https://www.bevocalspeakup.com/&prev=search
そして、彼女が復活を遂げたグラミー賞での圧巻のパフォーマンスの様子はこちら↓
彼女が歌い終わった後、スタンディングオベーションがしばらく続いたという。
彼女の経験値が乗った魂の歌は多くの人々の力となることだろう
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