「しにたい」と思えることの有難さに気付いて。NGOワールドビジョンジャパ

皆さんはNGOワールドビジョンジャパンというものをご存知でしょうか。
最近ネットの広告やCMでも盛んに見かけるようになりましたが、実際どのような活動をしているのか、またその活動を通して目指しているものなど説明できますか?

すべての人々に何もかもはできなくとも、誰かに なにかはできる

出典:https://www.worldvision.jp/about/

これはワールドビジョンが掲げる理念。

この活動の起源は第二次世界大戦中にアメリカの戦況が戦争孤児となった1人の少女のために支援したことから始まります。

設立者であるボブ・ピアスのこの想いが徐々に世界中に活動安易を広げ、現在では100ヶ国 もの国にまで活動範囲を広げます日本での発足は1987年。

この想いとともに、ワールド・ビジョンは徐々にその活動範囲を広げ、現在では約100カ国で活動を展開しています。

日本では1960年代に「ワールド・ビ ジョン・ジャパン」が設立されたことを皮切りに活動の幅を広げ、今日に至ります。

支援する子どもと支援者とがマンツーマンで接する

ワールド・ビジョン・ジャパンが行う活動の中で有名なものとして、 チャイルド・スポンサーシップがあります。

これは貧困や飢えに苦しむ発展途上国の地域そのものを改善し、問題解決に取り組んでいくもの。
支援者に名乗り出た方に直接問題となる地域の子供が紹介され、ダイレクトな手紙の交換や写真付きの活動報告書を貰うことによって、マンツーマンの関係を育みつつ、彼らの成長とともに支援活動、そして地域の発展を自らの目で直接見届けることができます。

自分の支援している相手と直に連絡を取り、触れ合えることは、支援者にとって安心出来ると同時に自分が支援した結果が子供の成長に直接つながることで、支援してよかったと感じてもらえることが人気なようです。

現在でも頻繁に行われている人身売買

いまの日本では考えられないかもしれませんが、発展途上国では多くの子供達が、人身取引や貧困による飢え、HIV/エイズなどの危険と隣り合わせの極限状態で生きています。
そうし た事態が少しでも改善されるよう、児童保護募金を通じ支援を行い保護活動を行っています。

常に危険と隣り合わせの苦しい状態であっても懸命に生きているこどもが世界中にはまだまだたくさん存在していること、そして日本にいても彼らに救いの手を差し伸べる方法があることを1人でも多くの人に伝えるのが、彼らの仕事でもあります。

それ以外にも寄付金の 使用用途と活動の内容をいくつかあげてみましょう。

  • 【教育施設ならびに教育環境の整備】…就学推進、教育施設・備品の整備や教師育成
  • 【栄養面・発育面での栄養サポート】…子どもたちの栄養状態の把握、改善
  • 【職業訓練による収入の改善】…畜産・農業支援、職業訓練、貯蓄・生産グループ活動支援など多岐に渡ります。

    ワールドビジョンジャパンについての批判的な意見はほぼ存在せず、その理由としては厳しい基準をくぐり抜け国から認定された「認定NPO法人」であること、決算報告書及び監査報告書を公式HPで全世界に公開されていることが信用につながっているからではないでしょうか?

    そしてチャイルドスポンサーシップに参加することでFacebookのグループに招 待されるため、疑問に思ったことをスポンサー間で共有できます。

「死にたい」と選択できることの有り難さ

もしいま生きることに疲れ、しにたいと思っているのならその前に、だれかのために、なにか行動を起こしてみてはいかがでしょうか。

誰かのために何かしてあげることは結果的に自分のためにもなるのです。
そして、いまの豊かな世の中で「死ぬこと」を選択できる環境にいることのありがたさを考えてください。

世の 中には選択することすらできない子供達も多く、その中でも彼らは懸命に今日という日を生きているのですから…。

ワールド・ビジョンとは? キリスト教精神に基づいて開発援助・緊急人道支援・アドボカシー(市民社会や政府への働 きかけ)を行う国際NGOです。

その活動は、アメリカ生まれのキリスト教宣教師ボブ・ピアスによって始められました。彼は、第2次世界大戦後に混乱をきわめた中国に渡り、「すべての人々に何もかもはできなくとも、誰かに何かはできる」と考えるようになりました。中国で出会った1人の女の子の支 援を始めたボブ・ピアスは、より多くの支援を届けるため、1950 年9月、アメリカのオレゴン州で「ワールド・ビジョン」を設立。日本では1987年から活動が開始しています。

https://www.worldvision.jp/about/より引用

【2017年のワールドビジョン・ジャパンの活動を表す数字】
・総事業数 30ヵ国で123事業 ・開発援助事業数 23ヵ国で85事業 そのうち、チャイルドスポンサーシップ事業数 21ヵ国で46事業
・緊急人道支援事業数 11ヵ国で38事業 ・チャイルドスポンサー数 49,233人

・チャイルド数 56,812人
・チャイルドからスポンサーへの手紙 約47,000通 ・チャイルドスポンサー以外の募金者数 10,776人
・連携企業、団体数 2,457社・団体
・イベント開催数 全国17回
・職員数 84人(嘱託・アルバイト5人含む)
・海外派遣、駐在スタッフ数 8人
・ボランティアスタッフ数 285人

https://h-kitano.jp/2018/05/22/episode-3-is-it-suspicious-what-is-your-reputation-what-is-worl d-visions-activities/より

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